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夏「パプリカ」

黄色、赤色、オレンジ色・・・色あざやかでツヤツヤした見た目が、『あぐりパーク食彩村』の店頭でもぱっと目を引く元気印の野菜「パプリカ」。苦味のあるピーマンと違って、ジューシーで果物のような甘味も感じられるため、サラダなどの生食でも美味しい夏のおすすめ食材です。

「パプリカ」は、ピーマンと同じナス科トウガラシ属の植物で、植物の分類上はピーマンと同じものです。日本では、大型で肉厚、色がカラフルで甘みのあるピーマンを「パプリカ」と呼ぶのだとか。日本に入って来たのは1990年代と新しい野菜ですが、近年では国内での栽培も進んでいます。

未熟の「パプリカ」はピーマンと同じ緑色。完熟することによってカラフルな色になるのだそうです。品種によって赤、オレンジ、黄になりますが、他にも紫、白、茶、黒などの色もあります。βカロテン、ビタミンCなどを豊富に含んでいるので、見た目だけでなく食べても元気になれる美味しい野菜です。

サラダやマリネの他、加熱してもビタミンCが壊れにくいので炒め物にも。油で調理することでβカロテンの吸収率も高まるとか。バーベキューなどでそのまま焼くのもおすすめです。ピザやパスタに乗せれば、色どりも楽しめますね。夏野菜「パプリカ」を美味しくたくさん味わってみてください。

カラーピーマンとパプリカはどう違うの?

ピーマンには、いわゆる普通の緑色のピーマンとそれ以外の色のカラフルなピーマンがあり、一般的にはこれらの色付きピーマンをカラーピーマンと呼びます。では「パプリカ」は?と言うと、カラーピーマンの中でも大型で肉厚のものを「パプリカ」と呼ぶのだそうです。「パプリカ」はカラーピーマンの一種なのですね。

【栄養価】

βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、鉄分、カリウムなど。

【効用】

通常のピーマンにも、他の野菜に比べてビタミンCやβカロテンが多く含まれていますが、「パプリカ」はさらに栄養豊富。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに良いとされるビタミンCは黄色の「パプリカ」に、皮膚や粘膜を保護し免疫力をアップするβカロテンは赤色やオレンジ色の「パプリカ」に豊富に含まれています。

【見分け方】

色が均一で表面がみずみずしく、表面にツヤやハリがあるものがおすすめ。軸の切り口が新しく、変色したり乾いていないかもチェックしてください。丸々と肉厚で、弾力があるものを選びましょう。

【保存方法】

ペーパータオルなどで水気をしっかり切って、ラップに包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。ワタの部分から痛み始めるので、カットして保存する場合はワタとタネを取り除いて。冷凍保存する場合は、食べやすくカットしてから冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。解凍後は加熱していただきましょう。

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