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成長の途中でつぼみを摘み、1本の茎に1輪の花がつくように仕立てた「輪菊」。通常はつぼみの状態で出荷する「輪菊」を、土の力で満開に咲かせてから採花したのが「フルブルームマム」です。
『JA愛知みなみ・輪菊部会』が開発したこの「フルブルームマム」は、ボリュームも存在感も圧倒的。大きいものは直径17cmほどにもなり、「マム = 菊」の美しさを再確認させてくれる花と言えます。
発色や日持ちが良く、イベント会場や婚礼などの装飾にも使われるのだとか。白色、黄色の他、パープルなどもあり、大輪の「フルブルームマム」が私たちの目を楽しませてくれます。
「フルブルームマム」を色とりどりに染めたものが「カラーリングマム」です。白色の輪菊を染料を混ぜた水に生けることで茎が水を吸い上げ、花弁がカラフルに染まります。
赤・ピンク・黄・オレンジ・緑・青といった華やかな色はもちろん、群青・藤紫・牡丹・水浅葱などの日本の伝統色、さらには1輪の花に何色もの色がグラデーションとなった虹色など、その彩りの美しさは思わず目を奪われるほど。
『JA愛知みなみ・輪菊部会』では、日本各地でのイベント出展で知名度アップを図るとともに、小学校の理科学習の一環として「染め輪菊」体験を開催したり、子ども達が作った「カラーリングマム」を卒業式で保護者一人一人に手渡すなど、地元での普及活動も行なっています。
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